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NO.26 2006/01/22
「京風中華」 |
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京都の中華料理店もこの数年の間でかなり増えてまいりました。
いわゆる昔乍らの大衆中華のお店や本格的中華料理店まで、その数と種類は様々です。
中でもここ数年よく耳にするのに「京風中華」なるものがあります。
後にひかない油控えめ、あっさり味の中華料理店や、町家を改装して、本格的中華を提供しているお店も、「京都」に依存している京風中華と考えられます。 |
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先日、3月に発売される雑誌の取材をうけました。
盛華亭がオープンする以前から懇意にしていただいているお客さまのご紹介で盛華亭を推薦していただきました。
そのインタビューにおいて、そのお客さまが「盛華亭は京風中華のお店とおっしゃっていますが、盛華亭の京風中華とは、一体どのようなものでしょうか?」という質問をうけました。 |
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盛華亭の「京風中華」って、何なんだろう? |
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盛華亭の料理は確かにあっさりした味付けの物が多いですが、味が濃く、
およそ京風というイメージとは違うお料理もあります。 |
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銀閣寺の近くにお店を出させていただき早今年で25年になります。
地方からは、ここに店を構える「盛華亭」を目指して足繁く遠くから通って下さるお客さまが沢山おられます。また、京都という土地で日々生活し、中には京都独特のお仕事をされている
お客さまも多くおられます。
盛華亭の料理は、この25年の間にこのような京都を愛し、京都に根ざしたお客さまのニ−ズに合わせ、日々変化してまいりました。
もともとあったメニューから、味を変え、素材を変え。。。
このような京都通のお客様に愛され、共に育まれてきた料理の数々こそ、盛華亭の京風中華ではないかと考えております。 |
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インタビュ−の質問に答えるにあたり、多分推薦していただいたお客さまも盛華亭の中華を、このように考えて下さっているのではないかとお伝えしておきました。 |
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お客さまと共に歩ませていただき、今の盛華亭がございます。
今年は開店25周年です。これからも、益々よろしくお願いいたします。 |
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