戻る |
|
NO.24 2005/07/30
「羊肉」 |
|
|
北京料理といえばその代表的なものに北京ダック、餃子や麺類といった粉食。
熊の手や羊肉。今回は夏のおすすめでもお出ししている「羊肉」について。 |
|
豚を食べない回教徒が多くすむ北方地域では、古くから羊肉が好んで食されてきました。
また、この地ではもともと羊が多く飼育されていたことも関係しています。 |
|
羊肉の代表的料理は羊肉のしゃぶしゃぶ「シュワンヤンロウ」と、日本で言うジンギスカン「カオヤンロウ」があげられます。
凍らせた羊肉を出来るだけ薄く切り、煮えたぎったお湯ですすぎ、幾種ものたれに薬味を入れて食すのが「シュワンヤンロウ」。一方、こちらも薄切りの羊肉をすのこ状の鉄板で焼き、お野菜とともに炒め玉子を割り入れて仕上げるのが「カオヤンロウ」です。 |
|
「カオヤンロウ」に使う鉄板は高さが大人の腰ほどまである大きなもので、幾本もの棒状の鉄をすのこ状に並べたような焼き面です。本来は数人で各自焼いて食べるものでしたが、今では本場の専門店でも厨房で焼き上がって提供されております。 |
|
盛華亭では夏のおすすめといたしましてこの羊肉を使った「カオヤンロウ」をご用意してお待ちしております。 |
|
参考文献:
「新中国料理大全 北京料理」小学館
「わかりやすい中国料理」柴田書店 |
|
▲このページのTOPへ |
戻る |
|