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NO.19 2004/06/05
「点心について」 |
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中国では基本的には毎日の食事は二回。昼と夜に食べるのが一般的です。
点心とはその合間に食べる軽食で、日本のおやつや夜食にあたります。
中国では朝食、午後3時のおやつ、夜10時の夜食に点心を食します。
点心というとすぐに飲茶という言葉を連想しますが、これは点心を食べる事を意味する咆点心の広東や香港での呼び方です。ですので、飲茶=点心ではありません。
また、点心というと豚マンや餃子、胡麻団子といった粉ものやデザートを思い浮かべますが、それだけではありません。点心はチャーハンや麺類、木の実や果物まで含まれます。点心は大きく4つのグループに分けることが出来ます。 |
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(参考文献 世界文化社発行 『人気のチャイニーズ』より) |
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1. |
塩味系のシェン点心 |
これには餃子やシュウマイ、肉まんと言った粉で練った皮で肉や魚介類、いわゆる甘いお菓子やデザートがそうです。コース料理では最後のデザートにあたります。 |
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2. |
甘味系の甜点心 |
これは胡麻団子や杏仁豆腐、月餅やマンゴープリンといった、いわゆる甘いお菓子やデザートがそうです。コース料理では最後のデザートにあたります。 |
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3. |
小咆 |
シェン点心、甜点心以外の点心をさし、料理の一品として出される焼き豚や子豚の丸焼きなどを少量切り分けたものをいいます。
また、このグループには各種麺類やチャーハン、粥といったものもふくまれます。 |
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4. |
果子 |
フレッシュや加工されたシロップ漬けの果物、すいかやひまわりの木の実がこれにあたります。
本場中国では点心専門の職人、点心師とよばれるひともいるくらい、中国の食生活に点心は大切なものであります。 |
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