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NO.17 2004/02/04
「鶏インフルエンザ」 |
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最近、ベトナム、タイをはじめ、日本国内でも鶏インフルエンザなるものが流行しております。
もともとは鶏同士での感染しか考えられなかった様ですが、それが鶏から人へ、人から人へ感染し(2/3現在では疑い例)、死者まで出ています。 |
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ここ最近、私達が日頃食べる食材にまつわるこういった問題が多いのはなぜでしょうか?
SARSは少し違うかもわかりませんが、昨年末からまた問題になりはじめた狂牛病。
鯉ヘルペスなどもありました。そして一連の鶏インフルエンザです。 |
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これら一連の騒動は私達の食文化に対する警鐘なのかもわかりません。
もしくは人間に対する動物達の抗議なのかもわかりません。
人間が動物に対しての恩恵を忘れ、経済中心、安ければ売り上げが伸び、動物もその都合に合わされ粗悪な環境で飼育され、さらには品種改良に遺伝子組み換え。。。 |
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昨年末TBS系「ニュース23」で鶏の「密飼い」が報道されていました。
これは本来の養鶏場に許容量を超えた鶏を詰め込み、発覚が恐れるのを防ぐために窓は目隠しをして、結果病気が蔓延するのを防ぐため、必要以上の抗生物質を注射する。
といったものです。このような鶏を口にすると人間にも害が及ぶようです。
市内の業者専門のディスカウントスーパーに行くと、当店の仕入れ値の半額で、さらに倍の量のとり肉が買えたりします(注:ここでの鶏が密飼いということではありません)
単に流通コストの削減だけでは出来ないような価格破壊があることは事実です。 |
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食べ物を扱い、お客さまに提供するという仕事において、お客さまの健康を預からせていただいていると実感したのは数年前のO-157が流行った時でした。
人々が健康な社会生活を営めないようでは、経済発展以前の問題です。
企業も売り上げを伸ばすための努力だけじゃなく、また消費者も安いものに惑わされることなく、意識の変革が必要な時期ではないでしょうか? |
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専門家でもない、知識不足の人間が偉そうに書き立てて申し訳ございません。
盛華亭ではできる限り安全と思える日本製の食材、調味料を使い、お客さまに安心して召し上がっていただけるようなお料理を提供したいと考えております。 |
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