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NO.6 2002/06/01
「盛華亭の料理」 |
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今回は少し趣向をかえ、盛華亭でお出ししているお料理を御紹介いたします。 |
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まずは先日、お客さまの御注文によりおつくりした、「フカひれの姿煮」と「乾燥なまこの煮物」です。普段これらの料理は提供しておりませんが、御注文をいただけますと、おつくりいたします。 |
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★フカひれの姿煮 |
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今回は冷凍ものではなく、乾燥したフカひれからつくってほしいとの御注文だったので、それならばと皮付きのままの状態から仕入れ、料理することとなりました。
最近では姿煮といっても冷凍ものが多く、皮をはがし、乾燥させた状態のフカひれ(すむき)を使っているところも少なくなってきております。ですから、今回のように皮付き(原ビレ)の状態からつくるのは当店でもまれなことです。 |
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○皮付き(原ビレ)の状態 |
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○ぬるま湯につけ、3日かけてふやかす。 |
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○丁寧に包丁で皮を削り落としてゆく。 |
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○下あじをつけたスープにつけて蒸し、数日間かけてやわらかくする。 |
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○ふっくらやわらかくなり、後は最後の仕上げを待つのみ。 |
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○フカひれのうまみが溶け出したあまからスープにからめて完成!!
原ビレから作ってこそ醸し出される味の深みがあります。 |
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★乾燥なまこの煮物 |
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今回はさらにもう一つ、普段、盛華亭には無い料理ということで、乾燥なまこの煮物も作らせていただきました。
今回は国内産の乾燥なまこを使用しました。高級食材である乾燥なまこは普段なまこはどうも苦手で... という方でも召し上がれるくらい、見た目以上に癖のない食べ物です。 |
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○水でもどす前の乾燥なまこ(一本の長さ、約5センチ) |
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○一週間程水につけた状態のもの(20センチ位に大きくなります) |
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○はらわたをとって、さらに2、3日 |
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○今回はあっさりと、おネギと共に煮込みました。 |
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☆これらのお料理は、いずれも15日以上前に御予約いただけますとお作りすることが出来ます。 |
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★鯉の丸揚げ |
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次はよくお誕生日などで御注文をいただくお料理です。
だいたい、4〜5名様でお召し上がりいただける大きさです。
この鯉は料理する前日に錦市場に買い出しに行きます。
2日かけて二度揚げし、骨も全て食べられるようにカリカリに揚げるのがポイントです。 |
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○カリッと揚げて、甘酢あんをかける前 |
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○完成。みなさんで取り分けてお召し上がりください。 |
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☆このお料理は、3日以上前に御予約いただけますとお作りすることが出来ます。 |
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★胡麻餃子 |
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盛華亭の開店当時(今から20年前)ほんの数年のみやっていた餃子が、新たに胡麻を身にまとい復活しました。もちろん焼売と同じく皮から一枚一枚手作りです。その証として、皮にまで胡麻が練り込まれています。ラー油をつけずにお召し上がりいただく盛華亭の胡麻餃子は、ニンニクも使わず、他には無い餃子です。 |
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○一枚一枚皮から手作り |
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○ズラッと並んだ胡麻入りの皮 |
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○もちろん一つづつ手で具を詰めていきます。 |
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★杏仁豆腐 |
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御存じの方も多いと思いますが、盛華亭の杏仁豆腐は本物のアンズの種の核のみをすり潰して作っております。まさに香りがすべて。決してアーモンドパウダーでは出し得ない香りは、一日経つと、消えてしまいます。単にアンズの核を使うという事実よりも、毎日それをすり潰して作るという事の方が大変だったりもします(笑)。 |
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お誕生日や結婚記念日など、お客さまの大切な記念日に御来店いただけました時は、コース料理のデザートとして、少し変わった杏仁豆腐をお出しいたします。
御予約の際にお知らせくださいませ。 |
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○バナナゼリーの杏仁豆腐 |
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