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NO.5 2002/02/03
「きのこについて」 |
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中国におけるきのこの歴史は、およそ2千年前からと言われております。地球上に存在するきのこは約7000種、中国ではその内の360種余りが食用とされております。
ここ数年、日本においても健康ブームにより、きのこが見直されてまいりました。
カロリーゼロで食物繊維に富み、ビタミン、ミネラルに恵まれており、評価が高まっております。自然食品として、美容食として、また、一部のきのこには制癌作用があるとされ、年々需要が増えてまいりました。
ブームにより、あらゆる品種が人工栽培され価格も安くなってまいりました。
生、乾燥、瓶缶詰めなど、用途にあわせ、さまざまな料理に使用できます。 |
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中国料理に使われる代表的なきのこ |
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◎椎茸 |
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もっともよく使われ、日本に於いてもなじみの深いきのこ。
乾燥ものは特に香りが良く、旨味が多い。ひとくちに椎茸といっても様々な種類があり、値段も色々です。どんな料理にも良く合います。
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◎黒木耳 |
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広葉樹の枯木などに自生。
人工栽培のコリコリした歯ざわりが炒めものに、サラダに、スープにと、中華料理には欠かせません。きのこ嫌いの方でも、これなら食べられるとよく言われます。 |
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◎白木耳 |
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柔らかくて消化が良く、美容効果があるとしてファンが多い。
もどした物は歯ざわりが良く、スープ用に。
また、煮込むととろけるようになり、お菓子やデザートに使われます。 |
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◎竹孫 |
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日本では「きぬがさだけ」とよばれます。竹林などで多く見かけられたので、「竹の孫」と名付けられております。レース状のかさは夜半の3〜4時間で柄をのばし、かさを全開にさせて数時間後にしおれます。高貴で歯ごたえがよく、人気が高いです。 |
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◎冬虫夏草 |
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薬膳の食材として用いられます。強壮、咳、寝汗などに効果があるとされます。
酒にすると不老長寿、強精、貧血の薬とされ、非常に重宝されております。 |
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☆ |
この他にまい茸、ふくろ茸、えのき茸、ひら茸など、中華料理には様々なきのこが使われます。 |
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「冬のおすすめメニュー」の一品である「揚げだし豆腐のきのこあんかけ」には、このようなきのこがいくつか使われております。 |
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*この機会にぜひお召し上がりください。 |
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